特定非営利活動法人 ピアわらべ


ピアわらべは横浜市保土ケ谷区で地域の子育てを応援している特定非営利活動法人です

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ピアわらべ事務局ニュース ・ 13号(2020年5月)

発行元:特定非営利活動法人ピアわらべ 事務局

新型コロナウィルス感染症拡大防止、緊急事態宣言を受けて

 新型コロナウィルス感染症拡大防止のため3月からピアわらべの事業はほとんどストップしています。
 唯一保育室ピア・ピアのみ、通常運営しています。利用者はもちろん、保育士たちの感染リスクを考えると、これまで通りの保育の形態では三密すぎるので、11人のお子さんの養育者と仕事や休業の聞き取り、預かってほしい、怖いから行かせたくないなどの思いの聞き取りなどを主に行い、無理がない形で保育を続けています。
 全国的に保育士たちは、薄給にもかかわらず、医療関係者なみに頑張り、危険にさらされています。
 3月中旬に命を預かる保育室にマスクが50枚1箱、布マスクは、1人1枚が支給されました。保育士8名、調理1名、栄養士1名、1日に少なくとも10枚のマスクが必要です。医療関係にもマスクがないのですから、保育室にたくさん支給があるわけもないのですが、国は安全に保育が出来るよう、諸々考えてほしいと思います。現在、ピア・ピアでは各自でマスクは用意してもらっています。

 一方、地域子育て支援拠点こっころをはじめ、親子のフリースペース「ピア」、とぴあは3月2日からひろば機能は休止しています。
 当初は親子のフリースペース「ピア」の一時預かり、こっころの子育てサポートシステムは機能していましたが、4月8日の緊急事態宣言を受け、横浜市から不要不急の預かり以外は断るよう指示があり、今では、3か所とも実質相談事業のみ機能している状態です。4月30日には「休止が5月31日まで延長される」旨、横浜市から連絡があり、概ね3ヶ月の休止となりました。
 当初は感染拡大を防止するために当面の閉所は仕方がないと考えていましたが、このように長期化してくると、怖いのは虐待やDVです。
 日本では、それほど大きな問題として報じられていないようですが、外出制限が行われている海外では、「配偶者や恋人など親密な関係にある、又はあった者から振るわれる暴力」であるDVや児童虐待の増加が社会問題となっています。
 日本でも、会社に行けず、社会から隔絶されている大人のストレスが高じ、家庭内での暴力が多くなってしまうのではないか、と私たちは危惧しています。
 実際に相談事業が中心のNPOからは「子どもに手をあげてしまった」「子どもに暴言を吐いてしまう」などの相談が相次いでいるとの報告があります。
 ママたちの多くは、口をそろえて「話をきいてほしい!」といいます。
 ほんの少し、気持ちが楽になるよう以下にある相談窓口を利用してほしいと思います。

 多くの方々は家庭にいる時間を大切な家族の絆を作ることにあてていることでしょう。
 YouTubeでは楽しい動画もたくさんアップしていて家族でクラップダンスをしたり、テレビ局のアナウンサーの読み聞かせを楽しんだりとそれぞれが時間を家族お互いのために使うようにしたいものです。一刻も早い、新型コロナウィルス感染症の終息を願っています。

 

子育て相談ご案内

ピアわらべの電話による子育て相談
施設名 電話番号 受付時間
地域子育て支援拠点こっころ(利用者支援)
045-336-9707
火~土 9:30-15:30
保育室ピア・ピア
045-331-8133
月~金 9:00-17:00
とぴあ
045-461-9496
月火木金 9:30-15:00
親子のフリースペース「ピア」
045-459-5258
月~金 9:30-14:30
ピアわらべ
045-333-9527
月~金 9:30-14:30

 

保土ケ谷区子ども家庭支援課

 

よこはま子ども虐待ホットライン(24時間フリーダイヤル)

 

横浜市西部児童相談所

 
 

令和2年度の正賛助会員ご登録をよろしくお願い致します。

 
 

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